2015/02/11

TAMIYA 35325 ドイツ重駆逐戦車 エレファントのコーティング

TAMIYA 35325 1/35 ドイツ重駆逐戦車 エレファントのコーティング


-- エレファントのツィメリット・コーティング --


エレファントは車体がティッシュの箱より一廻り小さい位の大きさだが、ディテールが少ないので間延び
した印象を受ける。しかし、ツィメリット・コーティングを施す事で一気に存在感が高まると感じた。

コーティングは、TAMIYA 35187 1/35 ドイツ戦車 コーティングブレードセット の説明書き通りに行った。
車体への刻みの数は、別売のTAMIYAコーディングシートを参考に目盛りを入れ、大体の数を揃えた。

ツィメリット・コーティングは実物も余り綺麗なものではないので、気軽に行えば良いと考えている。
むしろ機械的に一直線に入らぬ様に注意して作業を行った。



突き出しピン痕も同時に埋めておく。私は手に持って裏返さないと見えない部分は処理しないと云う
一つの基準を設けており、リヤ・フェンダー裏のピン痕は埋めなかった。




タミヤ・エレファントの美点は、組み易く絶妙な履帯の垂れ下がりが再現できる部分連結式の履帯が付属する事である。
また、説明書き通りに接着するだけでブロックで取り外しが出来、奥まった部分の塗装もしやすい。





履帯の突き出しピン痕は表側に来ている。組みつけ後に露出する部分だけヤスリがけで消せば良いだろう。




外装パーツは接着前の方がコーティング作業を行いやすいと感じた。参考までに私が作業を行った段階の写真を掲載する。




外装パーツはポリ・パテが乾燥する前に押し付ける。




車体と戦闘室間のパーツは筆者のコーティング忘れ。こちらもコーティングを行う。
また、マスキングしたコーティングの境目は一直線にならぬように削り調整すると実感が増すだろう。






- 付属フィギュア写真 -





ヘッドホンのツルはエッチングの物と交換した。耳は削り取り、ヘッドホンを密着させた。