Tamiya 35146 = 25109 1/35 ドイツ重戦車 タイガーI型 (後期生産型)製作 (1)
作業時間 7.0h 計 7.0h
-- 購(もと)める --
"北の本物"ことザ・ブルーハーブのイル・ボスティーノさんも住んでおられる平岸の模型店、オーム
模型にて当キットを購める。ものすごい量のプラモデルが文字通り所狭しと並べられている。
「得3192円」との値札が付いている。
-- 1/35タイガーⅠ型のキット --
タミヤのタイガー後期型は1989年のキットだが、私見では2013年現在でもこちらがベストキットである。
何より足廻りの組みあがりの確実さ、堅牢性が群を抜いている。外国の各社メーカーからもタイガー
のキットは後発のものが出ているが、ここまで正確に形の出せるキットは現状存在しない。
細部の表現が不足しているとの意見もあるだろうが、まずフォルムが出せるというのが最重要
であるとぼくは考える。
また、タミヤのキットはデザイン、説明書等を含めた総合的な商品として、他メーカーの製品とは比
べ物にならない程に優れている。
戦車模型の中でもトップクラスの売上を誇っているであろう当キットを今回は基本的に素組で製作を
予定している。
今回入手したキットは平野義高氏原型の4体を含む"エース・戦車兵セット"バージョンである。
-- 足廻りの製作 --
このキットにはプラスチック製の連結履帯が付属している。片側100コマ、計200コマつかうので、
整形が大変である。今回はゲートをニッパーで際際までカットし、そのまま接着した。
直線部分は出来るだけ事前に接着し、形を出す。
このような軸を正確に出す治具が付属している点もタミヤ社タイガーの美点である。
車輪は水平垂直を意識して接着する。
下側、上側の直線部分は事前に接着し、直線を出している。
ピン痕を消すのは難儀であるので、オレンジ蓋のタミヤセメントを直接塗りつけてピン痕を目立たない
ようにしている。
目立つ部分は一度水ペーパーをかけ、
再度タミヤセメントで均した。
キャタピラの接着で最も重要な部分はこの立ち上げ/立ち上がり部分である。
※注意点
今回車輪のゲート消しを横着してせずに上下にゲート痕を持ってきたのだが、写真の様にボルト止め
のディテールが一定方向に揃ってしまい、不格好になってしまった。今回は見なかった事とする。
製作する『エース・戦車兵セット』はこちら。右はフィギュア無しの通常版。