2014/05/07

プラモデルにおけるマクラーレン・マルボロ・レッド塗装の塗料選択について

プラモデルにおけるマクラーレン・マルボロ・レッド塗装の塗料選択について



2014年5月現在、各種プラモメーカーから専用のマルボロレッドが発売されているが、
その中でもぼくが選択している塗料は、「GSIクレオス/C171蛍光レッド」である。
こちらを白下地の上にワンコートで仕上げている。




こちらの塗料を選ぶ理由は二つあり、一つは、各種蛍光レッドの中でも滲みにくいと云う点である。
当塗料は、つや消し仕立てであるが、2000年前半頃に改良されたと記憶している。
当時の月刊ホビージャパンの新製品レビューで、滲み防止に塗料粒子を大粒のカプセルに閉じ込めている為につや消しとなっているとの記載がされていたと記憶している。
申し訳ないが、手許に該誌が無いので何月号かは不明である。

二つ目は、実車が目に痛い程の蛍光レッドである点だ。
2008年の「F1 疾走するデザイン展」ではMP4/4を、2009年の「MOTORSPORT JAPAN 2009 Honda」ではMP4/5をそれぞれ実際に見ることが出来たが、印象的にはどちらも蛍光100%の、驚く程の蛍光レッドであった。
スケール・エフェクトや、格好のよさを考えてソリッドの赤で塗りと云うのも勿論アリだとは思うが、ぼくは蛍光レッドのワンコートで仕上げる事にしている。


GSIクレオス/C171蛍光レッドを塗装に用いる際の注意だが、塗り方によってはヒビ割れや収縮が起こり易い性質があるので、
ぼくはクリアー塗料と1:1で割り、塗装している。


蛍光レッドは、写真だと落ち着いた色合いになる。下に実車と、蛍光レッドで塗装した拙作を紹介する。


筆者撮影「MOTORSPORT JAPAN 2009 Honda」イベントでのMP4/5



当ブログ内のGSIクレオス/C171蛍光レッドにて塗装したMP4/7




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下の画像は先程撮影した、ぼくが2012年10月に製作、完成させ、タミヤ社のコレクションケースに入れ、室内展示保管していたものである。目に見える発色の経年劣化はない。また、染みだしも出ていない。





近々、タミヤ社からマクラーレンMP4/7、MP4/8が再販されると聞き、当エントリを更新さして頂いた。
皆様の何かお役に立てれば幸いである。




当ブログ内関連エントリ
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Tamiya 20035 マクラーレンMP4/7ホンダ <完成>
http://mokeitojikan.blogspot.com/2012/10/tamiya-20035-mp47.html

Tamiya 20035 マクラーレンMP4/7ホンダ エンジン内部クローズアップ・パイピング写真
http://mokeitojikan.blogspot.com/2012/10/tamiya-20035-mp47_28.html


Tamiya 20039 マクラーレンMP4/8フォード <完成>
http://mokeitojikan.blogspot.com/2013/04/tamiya-20039-mp48.html


クリアー塗料
http://mokeitojikan.blogspot.com/2012/10/blog-post_4413.html
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