2015/02/02

TAMIYA 35341 日本陸軍将校セットの将校C氏 <完成>

TAMIYA 35341 1/35 日本陸軍将校セットの将校C氏 <完成>


製作時間 5.0時間(工作・下塗り1.0時間、筆塗り4.0時間)


タミヤの現状最新作のフィギュアを組みたて塗装した。
この製品は実際の人物を3Dスキャンしたものを基に原型が作られたキットであり、プロポーションも良い。
また4体のヘッドも個性的で、どれも日本人にしか見えない、優れた製品である。
従来の原型師によるプラモのフィギュアと比較すると、先ず手の小ささ、腕の細さが目立つ。人間を1/35にすると、
このサイズになるのだろう。従来の原型師によるフィギュアの中では、竹一郎氏のフィギュアは、こちらのバランスに近い造型であると思う。

組みたても"バチピタ"に決まり、パテも殆ど必要とせず、オススメのキットである。


-----


-- 塗装 --

タミヤアクリルのフラットフレッシュを吹く。後の工程はタミヤエナメルを使用。
白目、黒目をそれぞれデッキタン、ダークグレイで塗装。




次に肌を塗装、肌は基本色の
①フラットフレッシュに、
②フラットフレッシュ+フラットレッド
③フラットフレッシュ+フラットレッド(多)
④フラットフレッシュ+フラットレッド+フラットブルー
⑤フラットフレッシュ+フラットホワイト
の、計五色を用いた。
④まで塗った段階で、一度はみ出た所を溶剤を含ませた筆で拭い、⑤でハイライトを塗装した。

ヒゲはフラットフレッシュ+フィールドグレイ、
眉毛、頭髪はニュートラルグレイで塗装。

軍服は基本的に指定色通りに塗装した。
上下ともカーキを全体に塗り、明部、暗部にそれぞれデッキタン、カーキドラブを約二倍に薄め塗装。
階級章はイエローグリーンとフラットレッドにそれぞれデッキタンを混ぜ、色調を落ち着かせ塗装。
白と黒は使わず、それぞれデッキタン、ジャーマングレイに置き換え、全体の色味を落ち着かせている。

全体を塗装後、ジャーマングレイでスミ入れ。
仕上げにGSIクレオスのC182スーパークリアーつや消しをオーバーコート。





ヘッド・眼の塗装は下記エントリにまとめてある。
-----
1/35 フィギュア塗装 ~ 顔・ヘッド篇 ~

1/35 フィギュア塗装 ~ 眼篇 ~
-----


----------


-- 完成写真 --