1/35 フィギュア塗装 ~ 顔・ヘッド篇 ~
・2015年版の新記事はこちら
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1/35 ミリタリーフィギュア塗装 ~ 顔・ヘッド篇 2015年版 ~
http://mokeitojikan.blogspot.com/2015/08/135-2015.html
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(1)Dragon 6333 / アンブッシュ!東部戦線1944 のヘッド。私見ではプラスチック製ミリタリーフィギュアの中でも最上級に出来の良いヘッドである。
写真はタミヤアクリルのフラットフレッシュをエアブラシで吹いた状態。
(2)ここからはタミヤエナメルで塗装する。フラットフレッシュにフラットレッドを混ぜたものを顔の約半分の面積、主に影になる所や、赤くなる部分に塗る。
(3)赤の比率を上げたものを、面積を少なくして塗装する。
(4)フラットフレッシュとフラットホワイトを約同量混ぜたものを光の当たる部分に塗る。
目の描き方は下記エントリに纏めてあるので、割愛する。
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1/35 フィギュア塗装 ~ 眼篇 ~
http://mokeitojikan.blogspot.com/2014/04/135.html
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(5)前述のフラットフレッシュ、フラットレッドの混色にフラットブルーを加え、烏賊の塩辛のような陰色をつくり、
暗部に塗装する。
下地をタミヤアクリルで塗ってあるので、この時点でのはみ出しは余り気にせず、筆が入り辛い目頭付近部分に
しっかりと色を乗せる事に注意して塗装する。
(6)タミヤエナメル溶剤を含ませた筆で、はみだした部分や、色の置かれ具合が気になる部分を修正する。
(7)修正工程でハイライトが薄まってしまったので、再度塗装した。
最後に眉毛と髪の毛をカーキで塗り完了となる。
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ヘッド塗装を何体が行い、ぼくが感じた事は、兎に角、細い筆、塗りやすい環境を用意し、塗料の適切な濃度、含有量を保つという、
塗料をプラスチックに置くまでの部分が非常に重要であるという事である。
ヘッドの塗装は、拘るとキリがないものでもある。そもそも、箱の塗装指示通りに塗り分けるだけでも数時間を要する。明暗や目の描きこみも必ずしなければいけないという訳ではない。
また、ヘッド塗装に限らず、プラモデルは、完成度をあげる事と、
所要時間、そして面倒くささがトレード・オフの関係にあると思われ、やりすぎるとプラモデルが完成しない、ひいてはプラモデルの製作自体を辞めてしまうという事にもなりかねない。
ぼくの子供の頃に行っていたプラモ屋の店長も、「こういうのは完成したら爆竹で爆破させたり、風呂に浮かべるくらいが丁度いいんだ。」
と言っていた。
何事も"ほどほど"が大事とは云うが、併し残念ながらそれが出来ないのがぼくの様ないわゆる"オタク"と呼ばれる人種でもある。
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-- 塗装用品 --
筆は 文盛堂 / ハイセーブル5/0を使用。最近はほぼ同等の性能を持つ タミヤ/モデリングブラシHG極細
と云う製品も市場に出廻っているので御薦めである。
溶剤は筆洗い液を用いている。筆を痛めない高純度な溶剤と云う能書きがあった。
塗料はタミヤエナメルを使用。完全乾燥後も溶剤で溶けると云う特徴があり、はみだしても何度も
やり直しが出来、塗料の伸びもよく、入手性、価格も良いので愛用している。
肌は基本、下記の四色のみで塗装している。
使用した面相筆はこちら
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1/35 ミリタリーフィギュア塗装 ~ 顔・ヘッド篇 2015年版 ~
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(1)Dragon 6333 / アンブッシュ!東部戦線1944 のヘッド。私見ではプラスチック製ミリタリーフィギュアの中でも最上級に出来の良いヘッドである。
写真はタミヤアクリルのフラットフレッシュをエアブラシで吹いた状態。
(2)ここからはタミヤエナメルで塗装する。フラットフレッシュにフラットレッドを混ぜたものを顔の約半分の面積、主に影になる所や、赤くなる部分に塗る。
(3)赤の比率を上げたものを、面積を少なくして塗装する。
(4)フラットフレッシュとフラットホワイトを約同量混ぜたものを光の当たる部分に塗る。
目の描き方は下記エントリに纏めてあるので、割愛する。
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1/35 フィギュア塗装 ~ 眼篇 ~
http://mokeitojikan.blogspot.com/2014/04/135.html
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(5)前述のフラットフレッシュ、フラットレッドの混色にフラットブルーを加え、烏賊の塩辛のような陰色をつくり、
暗部に塗装する。
下地をタミヤアクリルで塗ってあるので、この時点でのはみ出しは余り気にせず、筆が入り辛い目頭付近部分に
しっかりと色を乗せる事に注意して塗装する。
(6)タミヤエナメル溶剤を含ませた筆で、はみだした部分や、色の置かれ具合が気になる部分を修正する。
(7)修正工程でハイライトが薄まってしまったので、再度塗装した。
最後に眉毛と髪の毛をカーキで塗り完了となる。
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ヘッド塗装を何体が行い、ぼくが感じた事は、兎に角、細い筆、塗りやすい環境を用意し、塗料の適切な濃度、含有量を保つという、
塗料をプラスチックに置くまでの部分が非常に重要であるという事である。
ヘッドの塗装は、拘るとキリがないものでもある。そもそも、箱の塗装指示通りに塗り分けるだけでも数時間を要する。明暗や目の描きこみも必ずしなければいけないという訳ではない。
また、ヘッド塗装に限らず、プラモデルは、完成度をあげる事と、
所要時間、そして面倒くささがトレード・オフの関係にあると思われ、やりすぎるとプラモデルが完成しない、ひいてはプラモデルの製作自体を辞めてしまうという事にもなりかねない。
ぼくの子供の頃に行っていたプラモ屋の店長も、「こういうのは完成したら爆竹で爆破させたり、風呂に浮かべるくらいが丁度いいんだ。」
と言っていた。
何事も"ほどほど"が大事とは云うが、併し残念ながらそれが出来ないのがぼくの様ないわゆる"オタク"と呼ばれる人種でもある。
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-- 塗装用品 --
筆は 文盛堂 / ハイセーブル5/0を使用。最近はほぼ同等の性能を持つ タミヤ/モデリングブラシHG極細
と云う製品も市場に出廻っているので御薦めである。
溶剤は筆洗い液を用いている。筆を痛めない高純度な溶剤と云う能書きがあった。
塗料はタミヤエナメルを使用。完全乾燥後も溶剤で溶けると云う特徴があり、はみだしても何度も
やり直しが出来、塗料の伸びもよく、入手性、価格も良いので愛用している。
肌は基本、下記の四色のみで塗装している。
使用した面相筆はこちら