製作時間 5.0時間(工作・下塗り1.0時間、筆塗り4.0時間)
『フューリー』のブラッド・ピット風戦車兵のレジン・フィギュアを塗装した。
映画の宣伝用写真を基に造形されたものと思われるが、そこまでブラッド・ピットには似ていない様に見える。
がしかし、一体のアメリカ戦車兵として見ると、かなり高水準な出来のフィギュアである。
-- 塗装 --
タミヤアクリルのフラットフレッシュを吹く。後の工程はタミヤエナメルを使用。
白目、黒目をそれぞれデッキタン、ミディアムブルーで塗装。
次に肌を塗装、肌は基本色の
①フラットフレッシュに、
②フラットフレッシュ+フラットレッド
③フラットフレッシュ+フラットレッド(多)
④フラットフレッシュ+フラットレッド+フラットブルー
⑤フラットフレッシュ+フラットホワイト
の、計五色を用いた。
④まで塗った段階で、一度はみ出た所を溶剤を含ませた筆で拭い、⑤でハイライトを塗装した。
ヒゲはフラットフレッシュ+フィールドグレイ、
頭部の刈り上げ部分はフラットフレッシュ+フィールドグレイ+カーキを塗装した。
軍服はタンカース・ジャケットを基本色ダークイエロー、明部をデッキタン、暗部をダークイエロー+フラットブラウン+カーキドラブで塗装。
ズボンはオリーブドラブにデッキタンを混ぜて明度を調整したものを塗装。明部をデッキタン、暗部をカーキドラブで塗装。
私は服部分の塗装は、基本的に先ず中間色を塗り、明色、暗色の順に計三色で仕上げている。中間色が濃く感じられるケースは、
あらかじめ明るめに調色したものを全体に塗装している。
バッチはそれぞれデッキタンを混ぜ、色調を落ち着かせ塗装。
白と黒は使わず、それぞれデッキタン、ジャーマングレイに置き換え、全体の色味を落ち着かせている。
全体を塗装後、ジャーマングレイでスミ入れ。
仕上げにGSIクレオスのC182スーパークリアーつや消しをオーバーコート。
筆はタミヤ/モデリングブラシHG極細を使用。私は1/35ミリタリー・フィギュアの塗装は基本的にこの筆で塗装している。
ヘッド・眼の塗装は下記エントリにまとめてある。
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1/35 フィギュア塗装 ~ 顔・ヘッド篇 ~
http://mokeitojikan.blogspot.com/2014/05/135.html
1/35 フィギュア塗装 ~ 眼篇 ~
http://mokeitojikan.blogspot.com/2014/04/135.html
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-- 完成写真 --
塗装に用いた『タミヤ/モデリングブラシHG極細』。