2016/01/09

EBBRO 20014 McLAREN HONDA MP4-30 Middle Season 製作 (11)

EBBRO 20014 1/20 McLAREN HONDA MP4-30 Middle Season 製作 (11)


製作時間 4.5時間 + 49.0時間 計 53.5時間


-- コンパウンドがけ --


再クリアー・コートより自然乾燥丸三日、"山善"で丸三日乾燥させ、研ぎ出しを行った。




コンパウンドは、画像の『ソフト99/コンパウンド細目』、次に『ソフト99/液体コンパウンドトライアルセット』三種を順にかけた。

チューブのコンパウンド細目で、塗装のシボを取り切る事が肝要である。
例えば、タミヤの一番目の粗い『コンパウンド粗目』でも、塗装面のシボ(梨地、ユズ目)を取るのは困難なので、耐水ペーパーなり、他のメーカーの、より目の粗いコンパウンドで取る必要がある。
シボが取り切れないうちに模型用の一般的なコンパウンドをいくらかけても、いわゆる鏡面仕上げにはならないので、シボを取ると云うのは、私は最も重要な工程であると考えている。
このシボさえしっかりと取りきれれば、後は液体コンパウンド三種を丁寧にかけるだけで仕上がる。

コンパウンド磨きの工程では、カッティング・マットの上では作業しない方が良い。
コンパウンドが付いた塗面と、マットが長時間接していると、塗装面が変質し、表面にブツブツが発生する事がある。
その為、私は厚紙の上で作業している。

磨き後は、余分なコンパウンドを落とす為に中性洗剤を付けた布で水洗いする。洗った後はしっかりと拭いて水気を切らないと、表面が変質する場合があるので注意が必要。




コンパウンドがけが成功したので、クリアーから保護する為に貼っていたマスキング・テープを剥がした。事前にフチに切れ込みを入れ、必要部分の塗膜が持ってゆかれないようにする。




MP4-30のカウルは、磨き上げると堪らないものがある。