-- 模型と時間 大大大推薦工具『マイクロセラブレード』 --
まさか、ここまで便利なプラモデル用の工具が巷間に出廻っていたとはゆめゆめ思わなかった。
雑誌等では何んとなく見かけた事のある製品ではあったのだが、こう云うモンを使うよりも、手に馴染んだ金属製のデザイン・ナイフ刃で、カンナ掛けを行う方が良いと思っていたのである。
併し、実際に使用して感じたのは、何故今まで買わなかったのかと云う後悔であった。
先ず、デザイン・ナイフで、いわゆる"カンナ掛け"を行うよりも、切削力があると感じた。
そして、金属製の刃と違い、刃が喰い込み、作業面が荒れる事が少なく思えた。また、手を傷つけぬように刃を気にする必要もなく、作業に集中が出来、刃に耐久性があり、こまめに交換する手間もないので、格段に作業が速くなった。
刃先の厚みは0.4mmと、金属製の刃先より太いのだが、作業を行っているとすぐ慣れる事が出来た。
F1モデルの作業で欠かせない、サスペンションの細かな部分のパーティング・ライン消しや、
プラモデルのミリタリー・フィギュア工作の大部分を占める、パーティング・ライン消しも楽しく行う事が出来た。
此度私が購めたのは、『ガイアノーツ/G-13 マイクロセラブレード替刃』と云う商品なのだが、
インター・ネット・サーフィンで調べたところによると、当製品は、『アルゴフアイルジャパン/マイクロフィニッシュ』と云うののO.E.M.のようで、模型用品メーカーだと、スジボリ堂からも『セラフィニッシャー』と云う、同等と思われる製品が販売されている。
その中でも当パッケージをチョイスした理由は、一枚当たりの単価が、"アマヨド"(アマゾン・ヨドバシドットコムの通信販売)で一番廉かったからである。
2015年9月現在、アマゾンにて3枚入り税込み1064円。
デザイン・ナイフの柄と同梱販売されているパッケージも売られているのだが、柄はNT製のものらしい。
別に『NT/D-401P(V)デザインナイフ・バイオレット』と云う製品を購めたのだが、問題なく装着出来た。
手持ちのタミヤ・デザインナイフにも問題なく装着出来たので、オルファのデザイナーズナイフ各種にも使えると思われる。
知らなかったのだが、NTのデザインナイフ、OLFAのデザイナーズナイフは、今は色々なカラーがチョイスできるので、模型工具箱のアクセントに、変わった色を選ぶのも面白いかもしれない。
