Tamiya 20045 1/20 フェラーリF310B 製作 (4)
作業時間 9h + 14.5h 計 23.5h
-- 突き出しピン痕の処理 --
一時間程かけてやすりがけを行いました。"アルテコ"だと、カッターを入れて欠ける事はほとんどないので、
まずカッターで削いでから紙ヤスリで処理しています。
-- カウル閉じ --
リアカウルはカウルの接着なしにはピタリと合わなかったので少し悩みましたがカウルを接着しました。
作られている方のウェブサイトではカウル接着なしで合っているものもあるので、個体差やぼくのやり方に問題あったのかもしれません。
タミヤセメントでスジ面に接着剤が来ないように塗り、貼り合わせ、その後に"アルテコ"を裏に盛っています。
サイドポンツーンのミミの部分(長方形の部分)の内側はめくれがでているので、整形をしたほうがいいと思います。
-- リアウイング --
接着注意です。前のパーツを後ろに回り込ませて接着します。ぼくは一度やらかしていまグチャグチャになってます。
-- スジボリ --
スジボリは出来を大きく左右するので丁寧に行っています。使用しているのはハセガワのニードルと美唄モデラーズクラブのBMCタガネ0.2mmです。
ニードルでミゾをつけて、BMCタガネで彫り込んでいます。
このBMCタガネはスジボリを深く彫れます。穴が開かない程度まで彫り込んでいます。何箇所か実際に開けて修正が必要ですが。
ガイドにはいつもダイモテープを使ってますが、見当たらなかったのでハイテクマスキングテープを
使ってます。ビニール素材のやつです。直線出しにはダイモテープ、曲線をつくる場合には
ハイテクが良いと思います。
-- キットについて --
このキットはタミヤF1第三期初のキット(足廻りが非ABS)であり、結構ボディカウルの分割が変わっています。
まず、インダクションポッドとモノコックが分割され、かつイモ付けです。サイドプロテクターも、これ自体がモノコックとイモ付けで
変わった分割です。ここの部分も塗装してあとはめすると両サイドが内側に寄ると思われるので、すべて先に接着しました。
スジボリ部分はかなり多いキットで、MP4/4がガンダムだとすると、F310BはガンダムXくらいあります。MP4/4なんてノーズコーン
の分割スジボリだけ彫れば済みますから。
しかし自分で作るとどのキットでも思い入れが出てきます。このマシンもまったくレースも見てないし、ベネトンのパクリぐらいにしか
思っていなかったのですが、なかなかかっこいいじゃないですか。