作業時間 18.5時間 計 18.5時間
-- エブロ社初のプラスチックモデル、ロータス72c --
2012年に発売されたEBBRO社のロブウォーカー・ロータス72Cを製作する。
こちらのエントリー
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1/20 エフワンプラモデル 年代別目録
http://mokeitojikan.blogspot.com/2013/02/120.html
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を見ていただけるとお分かりだと思うが、現在発売されている1/20 F1プラモデル
を年代別に眺めると、RA272('65)と312T('75)と間になんと十年もの空白があった。
このような背景の中、昨年EBBRO社より発売されたロータス72Cは、その間ど真ン中の1970年の車種であり、プラモデルでF1の歴史の変遷を楽しむ為に、非常に有意義なリリースであったといえる。
肝心のキットは、上質な艶消しの箱の質感に始まり、デカールはエッフェアルテフィーフェや初期フジミF1
に同梱されていた物と同質のものと思われる上質なシルクスクリーンデカールが奢られている。
プラスチックも、質の高い適度な硬度のものが使われており、ランナーへの部品の収まりも、
タミヤ社のそれを彷彿とさせる有機的なもので弥が上にも期待が高まる。
今年のホビーショーでは多数の発売予定新製品が並べられていた。エブロ社の今後に期待したい。
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2013 第52回静岡ホビーショー ~企業新製品ブース篇~ (1) EBBRO
http://mokeitojikan.blogspot.com/2013/05/52-1-ebbro.html
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舶来品のボードゲームのごとき品の良いパッケージである。
1/20F1プラモデルの中では、部品数は多い。また、実車の構造上パーティングラインも多く、部品の
下処理には丹念な作業が必要となる。
ロブウォーカーのキットのみに同梱されているメタルミラーステイ。こちらの黒い台座が治具になっており、開口も容易に決まる。
メッキも上質であるが、ぼくは"キッチンハイター"で落とした。私見だが、メッキパーツはどこまでいってもメッキパーツ
であり、プラモデルを作っている人間には実際のリアリティの有無に関わらず「メッキ」と認識してしまうと考えている為、
落とす事にしている。
小さい部品はある程度ランナーに付けたまま作業することで紛失防止になる。
F1キットはめくれやヒケも多いので、水ペーパー#400とスポンジヤスリ二種を用いて表面を仕上げる。
隙間をパテ処理した部品。
側面のモールドは、彫るか消すか悩んだが、今回は彫りを選択。GSIクレオス/Mr.ラインヂゼル廻し彫り用で彫り込んだ。ぼくはスミ入れはしないので彫れるだけ彫っている。