此度は2011年にリリースされたアスカモデル(旧タスカモデリズモ)のKS750サイドカーならびに2014年近日発売予定の
ASUKAMODEL 1/24 WWIIドイツ軍サイドカークルーを紹介したい。
私はこちらのキットは、近日発売の本馬氏原型のサイドカークルーフィギュアを載せる為に購めたのだが、
素晴らしいキットであったので拙ブログで紹介しようと思い至った次第である。
-- ASUKAMODEL 1/24 24-004 ツュンダップKS750 サイドカー --
先ず目を惹く部分は、ホイール・スポークの細さである。当パーツだけではなく、他のパーツも、こちらが
勝手にインジェクションの限界だと思っている細かさを平気で越えてくる凄まじいキットである。
また、当キットの大きな特徴として、接着するパーツがことごとく同一ランナー、しかもランナー内で近接していると云う点が挙げられる。
部品を探す手間はほぼゼロである。
下写真は、筆者が組みたて、サーフェイサーを吹いたものである。
組んでいて、1/12オートバイとも違う、1/35オートバイを組むのともまた違う愉しみがあった。
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-- ASUKAMODEL 1/24 WWIIドイツ軍サイドカークルー --
ASUKAMODEL 1/24 WWIIドイツ軍サイドカークルーは、2014年に行われた静岡ホビーショーで先行
販売されたもので、製品版ではゴーゲット並びにフィギュアの瞳デカールが付属するそうだ。
製品に原型師の記載は無かったが、2013年の静岡ホビーショーではタミヤの原型も多数務められて
いる本馬幸雄氏が原型を担当しているとの紹介があった。
専用のインジェクション製装備品や紙製のスリングが付属する豪勢な内容である。
Kar98kは側面の曲線までリアルに再現されている。
下の写真は筆者がサーフェイサーを吹き、ヘッドはタミヤアクリルのフラットフレッシュを吹き付けたものである。
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こちらの兵士には眉毛のモールドがある。
1/24スケールのAFVキットは、1/35サイズに親しんでいる方々には親しみ辛い部分があるのかも知れないが、
ミリタリーフィギュアの塗装が好きな筆者にとっては非常に楽しみなスケールだと感じている。
同社次作の、1/24アメリカン・バンタム偵察車BRC用の素晴らしいフィギュアのリリースにも期待したい。