2015/06/28

HASEGAWA FG3 ロータス 79 “1978 ドイツGP ウィナー” 製作 <完成>

HASEGAWA FG3  1/20  ロータス 79 “1978 ドイツGP ウィナー” 製作 <完成>



<総製作時間 約100時間>



<製作期間> 2010/5/25 ~ 2015/06/25



<製作メモ>


-工作-

ほぼ素組み。一部スジボリを追加した程度。スジボリはBMCタガネ0.2mmで行った。
カウル・ファスナーはタミヤのシートベルトセット付属のものを使用。
カウルのリベットは研ぎ出しを行う為、削り落とした。
ロール・バーは左右一体成型のタミヤ製を使用。サイドミラーのメタルインレットもタミヤ製を使用した。
エア・ファンネル部のメッシュは付属のクリアパーツをそのまま用いた。
タミヤ付属の金属製メッシュは大きさが合わず断念。


-塗装-

ボディはガイアノーツのEXブラック、EXクリアーを用いて仕上げた。殆どのパーツは黒と銀なので、
単調にならない様に様々な品番のものを使い分けた。
タイヤのグッドイヤーの吹き付けはフィニッシャーズのテンプレートを使用。円形で位置決めがし易いスグレモノ。
デカールはエッフェアルテフィーチェの別売タバコ・ロゴ付きの物を使用。
ロニー・ピーターソンのオーストリアGP仕様を貼り込んだ。


-キットについて-

ハセガワの1/20F1プラモデル二作目(バリエーションの312T除く)のキット。同じモデルがタミヤからもほぼ同日にリリースされ、モデルグラフィックス誌でも特集(No.309)が組まれた人気の車種である。
個人的にも、リリースされた2010年は静岡ホビーショーに行き、ハセガワの開発担当者の方のお話を伺う事が出来、
是非完成させたいと思っていたキットである。
諸事情ありすぐには製作に取り掛かれず、完成までに5年の月日が過ぎたが、完成する事が出来た。
ロータス79はタミヤとハセガワから2種類発売されているので、どちらの方が優れているのかが
気になる方も多いとは思うが、私見では一長一短あり、どちらが上とは決めづらい。
タミヤ製の方が優れている部分も多々あるのだが、
此度ハセガワ製をチョイスした理由としては、ボディパーツが一体化されている点と、DFVエンジンが新規金型である点である。
ボディの研ぎ出しを行う場合、研ぎ出し面にパーツの合わせ目が来ると、経年変化で消した合わせ目が表れてくるケースがあるので、
ハセガワ製の方がこの点では優位だと感じた。
DFVエンジンも、タミヤの金型は1977年のビンテージ物なので、ハセガワ製の方が組み易く、ディテールも良い。
組みたてもハセガワのプラモデルは組みづらい印象があったのだが、ロータス79のキットは全ての
パーツがバチバチに決まる、素晴らしい勘合の製品であった。
以降ハセガワから1/20F1キットは2015年現在リリースされていないが、是非また新製品を出して頂きたい。



- 参考資料 -

月刊モデルグラフィックス No.318
F1モデリング No.43,44

ブログ『レーシング?プラモ?ダイアリー?』内記事
http://blog.ap.teacup.com/usap/
F1 模型 備忘録
http://usaphouse.web.fc2.com/f1.bibouroku.htm


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製作キットはこちら。