作業時間 10.0時間 + 67.5時間 計 77.5時間
-- 研ぎ出し --
研ぎ出しの方法がよく解らない、という方に御薦めしたいのが以下の二冊である。
どちらも、北澤氏の「オーバーコート法」が紹介されており、ぼくが知る限り、クリアー塗料の
吹き付け分量まで仔細に記載している書籍は最近のものでは以下二冊の他には余り見ない。
クリアーコーティングに使用しているのはガイアノーツ/EXクリアーである。
他社の模型用ラッカー塗料と比べ、群を抜いて乾燥が速く、肉もちが良い。
欠点としては、他よりも黄ばみがある点と、曲げに弱くひび割れ易いという点である。
クリアー塗料は、塗料、溶剤比が1:2.5のものを一回約15cc(カップ二杯分)を4回に分けて計60cc
をエアブラシで吹きつけた。一度吹くごとに一時間間隔を空けている。
風防は表面を透明部分を含めてクリアーコートし、段差を消した。
中研ぎには定番のタミヤの水ペーパー(#1500)ではなく、マイスターシート(#1500)と云うものを試した。
値は張るが、面白いように研ぎ出しが進む。
オーバーコートは塗料:溶剤比が1:3のものを約20cc吹き付けた。溶剤にはレベリング薄め液を使用。
コンパウンドがけは以下4種を使用している。
最も重要なのは、一番粗い左上のソフト99工房/コンパウンド細目である。当コンパウンドをかける
際には、力を入れずに、ユズ目を取り去ることが肝要である。ここで大きな傷をつけてしまうと、
次のタミヤ赤コンパウンドでは消えなくなる。
タミヤ/フィニッシングペーパーファイルケース。御薦めの一品。