TAMIYA 20044 1/20 ロータス25 コベントリークライマックス 製作 (1)
作業時間 6.0時間 計 6.0時間
-- タミヤのロータス25 --
タミヤのロータス25。1/20F1プラモデルの中でも、1962年に登場した最古のマシンのキットである。
モノコック・フレームをF1マシンとして初めて採用した、革新的なクルマである。
外観はシンプル極まりないマシンだが、キットの方はランナーが五枚と、中々に歯ごたえのある構成となっている。また、キットは非葉巻F1だとティレル023とフェラーリF310Bの間にリリースされたキットなのだが、これらのキットと比べるとパーツの合いはいまひとつに思えた。
いずれにせよ、F1の歴史を語る上で外せない一台である事は間違いないだろう。
キットはビックカメラにて税込1764円で購めた。
-- パーツ・チェック --
タミヤのキットを見ていて、いつも思う事は、ランナーへの部品の納まり方が美しいと云う事である。
タイヤはメーカー・ロゴが印刷済みのものが付属している。マニアな方にはアパレル・ブランドとしても馴染みの深いDUNLOP RACING である。
デカールは不足のないものが付属しているのだが、オフセット印刷で発色がいまひとつなので、エッフェ・アルテフィーチェ製シルク・スクリーン印刷のデカールを別に購めた。黄色のみならす、白と黒の発色も比べると違いが見える。
マニアは、この発色の差に1050円の価値を感じるのである。
-- パーツの下ごしらえ --
先ず、パーツをランナーから切り離し、パーティング・ラインを処理する。
先日導入した新兵器、『ガイアノーツ/マイクロセラブレード』が唸りを上げる。
ブログ内記事
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デザインナイフ刃サイズのセラミック切下げ『ガイアノーツ/マイクロセラブレード』を購める
http://mokeitojikan.blogspot.com/2015/09/blog-post.html
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実にスイスイとパーティング・ラインが消えてゆく。
気分を新たに、セラミック刃をくわえるデザイン・ナイフを新調した。『ドム』の如きゴキゲンな薄紫色である。
ボディ・カウルのリベットは取りあえず削り落とした。ツルツルにするか、ピンバイスでリベットを掘り下げるかは、考え中である。
実車の構成上、裏側が見えるパーツが多い為、押しピン痕を消す部品は多い。タミヤパテのホワイトで埋める。