製作時間 6.5時間 + 22.0時間 計 28.5時間
-- 車載カメラ部品の切り離し --
製作時間6.5時間とあるが、殆どが表面処理に費やした時間であり、車載カメラの切り離しに6.5時間も費やしたワケではない点をご了承頂きたい。
塗装の便を考えて、車載カメラを切り離し後付けできるようにする。
使用するのは『シモムラアレック/職人堅気 ハイパーカットソー0.1 PRO-M』
高価な工具ではあるが、信じられない程に良く切れる。私は、プラモデルが作れぬ環境にあった時期に、ウサ晴らしに何んの目的もなく、模型店で買い購めたものだが、かような工作や、レジン・フィギュアの切り離し等、意外に様々な場面で活躍している工具である。
ノーズのカメラ部品はモールドがあるので、溝に刃を入れるだけで簡単に切り離しが行える。
断面が尖っていると、研ぎ出しの際にカドが出易くなるので、軽くエッジを落とす。
モノコックのカメラ部はガイドが存在しないので、マスキング・テープを当てる。カメラが正方形になるよう注意する。
さらに厚みのあるダイモ・テープを当てる。
切り離し。
-- 外装部品のクリアランス確保 --
クリアー・コートを行うパーツ同士を後に接着する部分は、0.5mm程のクリアランスを確保するようにしている。方法としては、板状の粗目ヤスリを当てるだけである。
折角綺麗にクリアー・コートを行っても、組み立てでパーツが嵌らなければ、無残にも削って調整しなければいけないので、非常に重要な工程である。
画像ノーズ下部のパーツは、合いが"バチピタ"であったので、塗膜分の隙間を設けた。
もう少しカウルの下処理が続く。
