製作時間 3.5時間 + 46.5時間 計 50.0時間
-- クリアー・コート --
水道の水をつけた筆で、デカールを貼った表面の糊を軽く落とし、丸一日、24時間自然乾燥後、クリアー・コートに入る。
使用するクリアーは拙ブログお馴染みの『ガイアノーツ/EX-03 EXクリアー』。他の模型用ラッカー・クリアーとは比べものにならない乾燥の速さが特長の製品である。
塗料:溶剤比が1:2.5のものをエアブラシのカップ二杯分である、約14mlを一時間おきに四回、計56mlを吹き付ける。
デカール部分は砂吹きを行って馴染ませてから本塗装に入っている。
クリアー・コート、研ぎ出しで失敗すると云う方は、塗料の吹き付け量が少ないように見受けられる。吹き付け塗料成分の多くはシンナーなので、ある程度、量を吹かなければ、必要十分な塗膜が形成されない。
奥まった部分を先に吹き付けておくと、吹き返しによって生じる、塗膜がガサガサになるリスクを抑える事が出来る。
大きなパーツは容易にクリアーの厚みを稼げるのだが、小さなパーツはクリアーをのせづらいので、意識して厚く吹くようにする。
リヤ・ウイングは奥まった部分から塗装し、表面がガサガサになるのを防ぐ。
大判のデカールは乾燥機で強制乾燥させると、ひび割れる惧れがあるので、取りあえず自然乾燥させ、様子を見て乾燥機に入れたいと考えている。以前RB6を乾燥機に入れた際は、牛の大判デカール部分がひび割れを起してしまった。クリアー・コート、オーバー・コート後の作業は、最低72時間は乾燥時間を取る様にしている。