作業時間 塗装1.5h + 研ぎ出し 10.0h + 112.0h 計 123.5h
-- カウル裏・アンダートレイ塗装 --
カウル裏: Gaianotes 012 フラットブラック
アンダートレイ銀: Gaianotes EX-07 EX-シルバー
アンダートレイに関しては銀テープを貼る場合と所要時間はさほど変わらないかも
しれません。
-- 研ぎ出し --
基本的にプロモデラー北澤志朗氏の研ぎ出し※1を参考に行っています。
使うのは写真の4種類です。
①Soft99 コンパウンド細目 ※現行の物はパッケージが異なる。同一商品かは不明。
②Tamiya コンパウンド(粗目)
③Tamiya コンパウンド (細目)
④UNiCON 石原薬品 超極細コンパウンド FMC-830P
①と④はカー用品店に置いてあります。ぼくは何軒かハシゴして入手しました。
-- ソフト99 コンパウンド細目 注意点 --
・力をかけない、大きな研ぎ目が出た場合は再度かける
・ゆず目、梨地はこの段階で完全に消す
・次段階に移る際は完全に除去する。
コンパウンドは①から順に使用します。
①のコンパウンドで塗装面のゆず肌、梨地を落とします。注意点としては、
削りすぎてオーバーコートのクリアーを完全に落としてしまうと下地のクリアー
との境目が白く濁る現象が起こる場合があり、これを解消するには、再度
オーバーコートをしなければいけなくなります。
また、前の段階で不十分な部分があれば、前工程に戻り作業を行ったほうが
良いと考えます。
①のコンパウンドは削る力が大変強く、細心の注意が必要です。表現が変ですが、
"液体の紙ヤスリ"と考えておいた方が賢明です。
そして問題は平面部分です。ノーズ先やインダクションポッド等の曲面部分は黙っていてもツヤが出ますが、リヤ周りや側面部等の比較的平面な部分は丹念に作業を行う必要があります。
次段階のコンパウンドに以降する際は、前段階のコンパウンドを完全に除去してから
行います。スジ彫り部は歯ブラシを使い落とします。
①のコンパウンドがけが出来れば、あとは時間をかけて丁寧に行えば問題ないと思います。
とにかく最初のコンパウンドがけが重要です。
※1プロモデラー北澤志朗さんがみせる「手のひらの上のオーテック」
http://www.autech.jp/AUTECH_FUN/KITAZAWA/