作業時間 20.0時間 計 20.0時間
-- タミヤのウイリアムズFW07 --
タミヤのウイリアムズFW07。インター・ネットでタミヤF1の中でもトップを争う完成作品の少なさを誇る、
不人気ットである。
また、タミヤの組みづらく、表面に押しピン痕のある、例の使い廻しD.F.V.エンジンを積んだキットである。
併し、ホワイトとブリティッシュ・グリーンのツートン・カラーは非常に惹かれるものがあり、
タミヤDFVエンジンの製作も、前回のタミヤM23の製作で経験値を積めたので、製作を決めた。
今後、雑誌等でも作例が掲載される機会も少ないと思われるので、これから製作される方の手引きとなるようなエントリにしたいと考えている。
キットは長らく生産休止だが、サッポロビール園近くのホビー・オフで運よく入手する事が出来た。
ネット・オークションでも1000~1500程度と比較的安価で取引されているようだ。
クリアーコートを行うので、スタジオ27のカルトグラフ製フルスポンサー・デカールを別に購めたが、
こちらの方が高くついた。
・迫力満点の箱絵
折角なのでロータス79のリニューアル・タイヤを用意した。
-- パーツの下地処理 --
パーツはメッキの小ランナーを入れて四枚と少な目ではあるが、初版が1980年のキットなので、
パーティング・ライン、ヒケ、めくれ、押しピン痕が多く、整形には根気が必要。抜きテーパー角もきつい。
メッキ・パーツはキッチンハイターに浸けて落とした。
ある程度組むとパーツは少なく見えるが、整形には忍耐が必要。
兎に角面倒なので、スポンジヤスリ、スティックヤスリと云った製品は惜しまずに使用し、効率化を図る。
-- スジボリ・開口 --
BMCタガネを用いて、スジボリ、ピンバイスで別売のリベットを埋め込む為にモールドを削り、開口した。
私が考える、F1プラモデル第一のディテール・アップはスジボリの掘り直しである。
スジボリを極力深く入れ、スミ流しはせずに仕上げるのが好みだ。
パーツの下地処理に使用したスポンジ・ヤスリは、こちらの『3M / スポンジ研磨材 極細目スーパーファイン』