2018/01/14

HASEGAWA FG2 フェラーリ 312T "1975 モナコ GP ウィナー" 製作 (1)

HASEGAWA FG2 1/20  フェラーリ 312T "1975 モナコ GP ウィナー" 製作 (1)

-- ハセガワの1/20F1プラモデル第二弾、312T --

ハセガワが2009年にドロップした、フェラーリ312Tを製作する。
2018年現在ではなかなかにレアなキットとなっているが、発売当時に新宿は西口ヨドバシカメラで買い購めた。

キットは1/20F1プラモデル随一の部品数を誇る、再現度の高い製品である。
デカールもカルトグラフ製の高品質なものが付属している。

私は根が先にカウルを仕上げると中身をつくるのが面倒になる質に出来てるので、此度は中身を仕上げてからカウルにとりかかっている。




F1プラモデルで地味に重要な工作である、カウル・パーツの塗膜の厚み分をゴリゴリと削った。面倒な作業であるが、綺麗に塗装できても、パーツが嵌まらなければ綺麗に仕上がることはないので、必須の工作である。あくまで感覚ではあるが、0.5mmの隙間を意識して削っている。




カウル・リベットの穴を開ける。『モデル・ファクトリー・ヒロ / アルミニウム・リベット』0.8/0.5を埋めるので、塗装マージンを考慮し、コンマ2ミリ大きく、0.7で開口した後に1.0で軽く溝をつけた。




サーフェイサー塗装前に、『GSIクレオス / マスキング・シート』一ミリを用いて接合部を養生する。312Tシリーズのカウルは構成が特殊で、キッチリとカウルが合っている作品を殆ど見ないので、念には念を入れる。




F1模型の場合、用いる紙やすりは、タミヤの水ペーパー#400、#800、#1200、#1500と、3Mのスーパーファインとウルトラファインである。ゲート処理は#400、表面のならしはスポンジ二種と#800、クリアーコート後のデカール段差取りは#1200、柚目取りは#1500である。
細かく切り、百円均一ショップで購めたケースに入れている。




当初は別売純正の金属製エア・ファンネルを用いる予定であったのだが、せっかくなのでキットのプラ・パーツのみの製作に予定を変更。12パーツを処理した。一時間近くかかっている。




カウルのサーフェイサーはクレオスの1200を用いた。パテ処理とヤスリかけを繰り返し、表面を処理してゆく。